8.29.2016

北海道・えりも岬 夢の様な出来事 182日目


2016年8月29日
北海道・厚岸-釧路-襟裳(えりも)
雨 透明6-7m 水温15-19℃

眩しい!
今日こそは晴れだ!
飛び上がって窓の外を見ると雨。
こんな毎日。
すっかり慣れたけど、窓の外を見てちょっとテンションが下がる。


パソコンを開くと嬉しいお知らせが来ていた。
「星野道夫の旅 没後20年 特別展」
永遠の憧れである星野道夫さんの特別展のHPで紹介してもらえた。
「わたしと星野道夫さん」
ほんの片隅とは言え、
星野さんと関われたことは僕にとって夢の様な出来事。
この嬉しさを言葉ではとても言い表せないけど、
しばらくは無条件で幸せな日々を送れそう。
雨最高~!


それともう一つ夢の様な出来事。
これは本当に睡眠中の夢に見た光景。
夢ってのは大抵突拍子もなくありえないような出来事。
それが現実に起こった。


つい先日、知床で一人カラフトマスを撮影していた。
ふと気になって水面から顔を上げてみると、
左斜め後ろ、約5mの距離にヒグマがいた。
信じられない。夢と全く同じ光景ではないか。
一瞬で全身を緊張が駆け抜け、すぐに震えに変わった。
それでも動くことはできない。
僕はカラフトマス。
それも美味しくなさそうなカラフトマス。
ブツブツ言うこともできないけどそんな気持ちで待った。


ヒグマは川に飛び込んで魚を捕まえようとした。
すぐに諦めたのか、水を振りまきながら
僕の目の前をかける様に上っていった。
そしてそのまま森の中へと姿を消した。
ほんの数分間の出来事。


今でも目の前を通過したヒグマと飛び散る水しぶきが鮮明に思い出される。
北海道の川遊びの達人たちが一度は経験するであろうこと。
「気が付いたら熊に囲まれててね~ あはははは~」
と、みんな陽気に話す。
その笑いに含まれる言葉にしきれない気持ちが良く分かった。


正直言って怖かった。
でも一生忘れないであろう特別な思い出。
憧れていたヒグマとの初めての出会いはあまりにも刺激的だった。
このあと丸一日放心することになったのは、
今思えば自然なことだったのかもしれない。


「わたしと星野道夫さん」の話をもらったこのタイミングで
こんな出会いがあったことはなんとも不思議なことだった。
もしかしたら寝ぼけていただけかもしれない。
そんな夢の様な出来事。
本当は誰にも話したくなかったんだけど。。。




釧路でタイヤ交換。
痛い出費だけどしょうがない。
交換後はなんか車が軽くなったような気がする。
ビーグル君が喜んでくれたのかな?








十勝川。

200キロくらい走ったかな。もっとあるか。
厚岸から襟裳までは直線で描けるような単調な海岸線。
遠浅の砂浜で何もない。
台風の影響で茶色い。
一気に駆け抜ける。


目的地のえりも岬到着。


ここは日高コンブ!
早く潜りたいなぁ。


風速10m以上の日が一年のうち270日ある。
えりも岬は風の岬。
それにしても今日は強すぎる。
台風が通過するまで大人しくしていよう。


NIKON D610   Nikkor200-500mm
波が荒いな~。
明日はもっと荒れるのか。。。
おやおや?
なにか黒いものがいるような。。。

分かるかな~。




ここはゼニガタアザラシの棲む岬。
礼文で出会ったのはゴマフアザラシ。
ちょっと違う。
しばらくはまたアザラシ生活になりそう。








近くの港では秋アジ(鮭)釣り。
もう来てるんだね~。



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