9.29.2016

千葉県・房総半島の海 妄想カジメ林 213日


2016年9月29日
茨城県-千葉県・勝浦-館山
曇りのち晴れ 透明度3m 水温21℃
27日の関西版朝日新聞の夕刊
ここのところサイクルが悪いなぁと感じているので嬉しいお知らせだった。


昨日は暑くて全然寝れなかった。
真夏の北海道は涼しかったからなぁ。
南下のスピードが早い!ってもっぱらの噂。
地図の白いところは普通の感覚では潜れないかな。
サーファーしかいないし。
それでも本来なら海辺の聞き取り調査くらいしたいんだけど、原発がいけない。
気分が物凄く悪かった。

海に近づけないし、いるだけで気分悪いし、ホヤ売れないし。
これが日本中の海辺にあるんだからホラーでしかない。

そして今日は千葉県博いって悩んだ。
銚子沖で黒潮と親潮がぶつかって沖へ行くと書いてあった。
合流点というのかその位置は季節によって南北に移動するけど
上の写真みたいに移動するものなのか?
色んな情報が根拠としてあって、矛盾もあって悩ましい。
海の中の様子を見て分析したいところだった。それが心残り。

 
さて勝浦。
時化てますね~。
そして三陸をぬけて安心していたけど、千葉の海は規制が厳しい。
理由はすぐに分かった。
千葉には、海士、海女が多い。
他でも海女が多いところはどこも厳しかった。
それにしても厳しい。
さらにここから先はダイビングショップが多いのであまり迷惑はかけれない。
困ったことばっかりだ!(笑)

千葉県立中央博物館

 奥野さんだ~!!
大瀬時代からヤドカリの同定をしてもらっている。

いろんなお話を聞かせてもらえた。
ありがとうございます!!

勝浦のカジメ林!
アラメからカジメに変わったよ~。

 ほらほら~。
って潜れなかったので、ジオラマで妄想。。。


海中図を見て妄想。
ふむふむ。
勝浦の海に潜った気分になれたぞ?

奈苗さ~ん!?
って、いないし!
ひとまず海を求めて旅立つ。 


唯一ここだけが波が穏やかで水も良かった。
でもアクセスできない~。

 カジメ。
アラメよりも長い。
葉の部分が二股にならない。



しかし困ったなぁ。
千葉の海は自分の力だけでは潜れそうもない。
かといって知り合いもいないしなぁ。
今まで散々適当に潜ってきたじゃないか!
という声が聞こえてきそうだけど(笑)
千葉も見どころが多いけど、自分の中で一番気になっていた
お店にフラッとお邪魔する。
「うわ~こんなものが見れるんですか!!?」
千葉の海の事を色々と教えてもらえた。
そして明日潜らせてもらえることになった!
やったー!!!


西川名オーシャンパーク
やったニャア。


 えっテングサ!?
海が違うと季節感も大きく変わるもの。


 でも明日まで待てない!
漁港に飛び込んだら満足した(笑)


ちょっと萎びちゃったけどセロリ!
兄貴~ついにセロリですぜ!
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9.28.2016

千葉県 房総半島の海 残夏 212日目


2016年9月28日
茨城県-千葉県・九十九里浜
曇り 透明度3m 水温21℃
五浦海岸の朝
雰囲気は最高。
海自体は波もありまっ茶色。

福島の海辺の悪路を走って泥だらけになったので車を磨く。
コーヒー飲んで出発!

いくつもの海を見ながら南下。
遠浅の砂地が多く潜れそうな場所はない。
宮城出てからずっとこんな感じ。

アカウミガメの太平洋側での孵化の北限。ほほ~。

浜辺にはアラメがたくさん流れ着いている。

那珂湊
 
全国からの魚介が集まっていた。
有明海のクラゲや北海道のホタテ、三陸のマボヤなどなど。
馴染みのもの達が多く楽しい(笑) 

なんとセイコーマート発見!!!
北海道以外にもあったんだ。
思わず入ってしまった。

何故か癒される(笑) 

鹿島の海辺
海にはアザラシがたくさん!
遠目に見てほんとにそう思った。
どうやらちょっとした病かもしれない。。。

銚子・犬吠埼

 今日はここを目指してきたけど、海は茶色い。
波もあるなぁ。
脇には日本一の水量を誇る利根川が流れているからしょうがないか。
不思議な地質にしばし見とれる。
そこに海岸植物が逞しく生きていた。

美しい岩肌は一億年以上前の太古の大地だった。

 
九十九里浜
さらに南下。
余計に遠浅の砂地(笑) 

あれま。
今日も海に入れなかった。

それも困ったけど、もっと困ったのは予想以上に暑い!!!
ツクツクホウシが鳴いてるし。
このむわっとした暑さは久しぶり。
まだ関東には夏が残っていたのか。
ちょっと嬉しいけど、だいぶ困る。
車に冷房ないし。。。
北海道に戻ろうかな。。。
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福島県 遠い海 211日目


tadoritukanai 2016年9月27日
宮城県・松島-福島県-茨城県・大津
晴れ 透明度3m 水温21℃
寂しいなぁ。だれも話し相手がいない。
しょうがないのでDさんと交流。

今日は芭蕉の句に残る松島の海を眺めて、福島へ南下。
想像していたよりも厳しい。
海辺を見ようと海へ向かっても海にたどり着かない!!
漁港にでも入らない限り海は拝めないのかも。
震災前はどうだったかわからないけど、
なんもない原っぱの果てでひたすら防潮堤を作っている。
延々と。どこまでも。どこまでも。

海辺に行こうとして何度も何度も道を見失って疲労するばかり。
あほくさい。
もういいや。

福島第一原発をチラ見して、
帰還困難区域という日本語的に意味不明な看板を通り抜けて
茨城に入った。


海辺の道は全部未舗装。
周りに何もないのに防潮堤。





帰還困難区域の住宅街

 
山盛りの汚染土はそこかしこに。
 

 





塩屋崎
ようやく海が見えた。




福島県、南端のいわき市
こんな港でも波の音が聞こえてホッとする。

福島県には気軽に遊べる海は存在しなかったように思う。
残念。語れることは少ないのでお終い。


これは今まで見てないぞ! 

今日は茨城県の五浦灯台にて宿泊。
あれ、看板にサザエの文字がない。
まだサザエがいないのかな。
海に潜りたいなぁ。
南下につれて暑くなってきたし。 

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9.25.2016

宮城県・牡鹿半島の海 昆布ロード完 210日目

2016年9月26日
宮城県・牡鹿半島/鮫浦湾
晴れ 透明度3m  水温21℃

ブログ書き終わったのに消えた。もう一回。。。


すっかりホヤワールドに迷い込んだ。
寝ても覚めても食事中もホヤ(笑)

今日は潜水調査屋の介人君に引き連れられて、潜る。
皆さんはホヤの漁師さんで、今日はダイビングの練習。
僕はその脇で遊ばせてもらった。



港ではホヤの水揚げ。
でもなんかゴミ箱に入れてるみたい。
そうか、これが東電の保障待ちのホヤか。
折角育てたホヤをこんな風に扱わなくてはいけないなんて辛いだろうなぁ。


漁師さんの話では初めの頃は悲しかったけど、今は生活のための作業しているとのこと。



ホヤさま~。。。




漁師さんのエキジット。
ダイビング器材は引き上げてもらって、あとはよじ登る!

マボヤの赤ちゃん
NIKON D610   tamuron90㎜
NexusD610 Inon z-240  FisheyeFIXneoPremium
種子ボヤの養殖棚に潜らせてもらう。
ここ鮫浦湾の種ボヤが三陸全体へ出荷されるらしい。
まさにホヤの産地。
写真は1年くらいのホヤ。出荷待ち。


3年ボヤ。
これはもうすぐ食用になれる。
来年の4月にはこれが倍くらいに膨らむらしい。
旬は4~8月くらい。


連なるホヤボール。

天然のマボヤ。
たくさんのところもあったけど、今日はこんな景色が気になった。

マボヤが多いところには海藻はほとんどない。

もしかしたらホヤの根っこから海藻忌避物質でも出ているのかもしれない。
あるいは海藻のないところ、無節サンゴ藻帯にマボヤが着床するとか。

なにかホヤなりの戦略があるはず。


ダイビングの後はこの海に50年以上潜る介人君のお父さんから
貴重なお話を聞かせてもらった。
たくさんのキーワードが残された。












ホヤクッキング!

捌きたての刺身は最高!
3時間くらい経ったものはクセが出ていた。

蒸しボヤはまた格別!
プルンプルンしていて食感の良い海を食べてる感じ。
それでいてクセは少ない。


マサさん、介人君、ありがとうございました~!!
黒潮と親潮の交錯する特異な海を堪能させていただきました。






ここから先は一気に世界が変わるはず。
今日で昆布も見納め!
青森で初めて憧れのコンブに出会って、
それからの北海道コンブ旅も楽しかったなぁ。
名残惜しいけど、移動しよう!


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お世話になっているお店
宮城ダイビングサービス High bridge (ハイブリッジ)










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